皆さま、こんにちは!
DIY解放区管理人のぼんたでございます。
さて、前編・中編に渡って我が家の2輪車パンク事情についてお伝えしてきました。
これまでのあらすじ
後輪パンク前編
原付スーパーカブの後輪パンク
↓
チューブを取り出す
↓
損傷酷く、パッチ補修は困難
↓
新品交換するしかない!
というところで終了。Amazonでチューブを注文しました。
後輪パンク中編
前編でチューブメンテナンス着手前に虫ゴム点検を真っ先にするべきことをお伝え忘れて、虫ゴムの重要性について説く。
ーーーーーーー今ここーーーーーーーー
今回記事は
・原付スーパーカブの後輪チューブ交換
次回記事は
・ゴムパッチを使ったチューブ補修
をお送りする予定です。
毎度長文ですが、記事最後までお付き合いいただければ幸いです。
それでは本編スタート!
原付スーパーカブの後輪チューブ交換
さて、先日Amazonに注文しておりましたタイヤチューブが到着致しました。
最初に言っておきます。
昨日から道具を置きっぱなしにしてしまいました。
自分で言うのも何ですが、これは良くありません。
雨が降らないから大丈夫!といっても屋外は夜露(よつゆ)で道具類が湿ってしまうので、錆びの原因になります。
面倒でも毎回片付けましょう。と、
どの口が言うか胸がチクリとしながら執筆しております。
さて、まずチューブ交換に必要な道具類をご案内します。
原付スーパーカブ後輪チューブ交換に必要な道具
イラストで伝えようとした結果、青空フリーマーケット風になってしまいましたよ。
Amazon・ホームセンターなどで
・タイヤレバー3本
・メガネレンチ19mm
・新品タイヤチューブ
・虫ゴム
・虫ゴムドライバー
ダイソーなどで
・メガネレンチ14mm
・メガネレンチ12mm
家の物で
・トロ舟
・水
・米式対応の空気入れ
・タオルや手袋
はい、こんな感じです。
ざっくり値段勘定すると、
タイヤレバー3本 → 2000円
19mmメガネレンチ → 1500円
14・12mm → 200円
新品タイヤチューブ → 900円
虫ゴムとドライバー → 700円
〆て、6000円いかないくらいです。
チューブや虫ゴムは消耗品としても、他の工具類は一生使えます。
ランニングコストや店に持っていく手間を考えたら、自分で修理した方が断然良いです。何より腕が身につくのがVERY GOOD。
早速取り掛かります。
前半戦 後輪タイヤを外そう
まずは、左手に19mmと右手に14mmのメガネレンチを持って、写真のボルト・ナットを外しましょう。ネジ類は正面から見て反時計回りに回せば緩みます。
あまりに固く固着している場合は、CRE556などの潤滑油等を吹きかけて、1時間程放置しましょう。さっきまでガチガチだったのがスコンと緩む事があります。
左のナット、右の長いボルトが外れるので、無くさない様に置いておきます。
右のボルトを抜くと、スペーサーというチクワのような金属の筒がポロリと落ちます。これも保管します。
写真位置のナットを12mmメガネレンチを使って外します。
途中からは手でも外せます。ナットを外すとこれまた金属部品とバネ付き金属棒がスコンと落ちます。無くさない様に保管しましょう。
ここのナットは締め加減でフットブレーキの効き具合を調整できる部品です。
こちらも写真のナットを外しましょう。
先程の12mmメガネレンチで外します。ナットの奥に金属とゴムのワッシャーが入っております。
素手で触っているので、手が真っ黒に汚れてます。
ナットが外れたら、ボルトの先を指で奥に押し込みましょう。
ボルトが下にスコンと落ちます。
ここまでの部品を位置通りに置いておくと混乱せずにすみます。
これでタイヤ・ホイールを車体から外せます。
慣れたら、ここまで10分くらいでできるようになります。
今回写真撮影しながらだったので30分くらい掛かりました。
中盤戦 新品チューブに交換しよう。
さて、ここからはタイヤレバーの出番です。
既に前回タイヤのビードは外しているのですが、その続きでタイヤをホイールから分離します。
タイヤレバー2〜3本駆使して外していきましょう。
タイヤとホイールが分離出来ました。
聡明な方ならお気づきと思いますが、チューブ交換とタイヤ交換は手間が全く一緒です。
タイヤもヒビ割れて傷んでいるなら、このタイミングで交換すると一石二鳥。
チューブに軽く空気を入れ、タイヤに入れます。
このままペニャペニャの新品チューブをタイヤに入れてもよいのですが、次にホイールを入れる時にチューブが捻れて損傷する事があります。
コツとして、チューブに少し空気を入れてからタイヤ内に収納していくと良いでしょう。(パンパンに空気入れると、ホイール入れる時に大変です。)
チューブのバルブ位置に合わせてホイールを収納していきます。
ここからタイヤレバーを使ってねじ込んでいくのですが、チューブを傷付けない様に意識しながら行いましょう。
タイヤレバーに加えて、手の平も使いながらホイールにはめていくと上手に出来ます。
特にビードはめ込みは、手の平の方が前半部分は効率良いです。
後半戦 タイヤを本体に取り付けて元通りにしよう。
タイヤレバーもしっかりハマったら、タイヤを車体に戻します。
ホイールを車体に引っ掛けます。
まだこの時点では、ホイールは引っ掛けているだけなのでグラグラ。
すぐにゴトンと落ちます。
ちょっとコツがいるのですが、ホイールを抑えながらスペーサー(金属製のちくわ)と長いロングボルトを元の場所に差し込めば、もう一安心です。
忘れないように、左19mm、右14mmのメガネレンチで締めます。
次にフットブレーキ調整用のボルトを取り付けします。
下にプラーンと落ちているバネ付き棒と金属部品をセットしてナットを取り付けしましょう。
ちょっと注意点がありまして、このナットはとりあえず少し留まっている程度に仮留めしておきます。
次の工程が終わってから本締め調整するためです。
こちらは、最初に外した手順の逆をすればOKです。
裏からボルトを挿して、手前でゴム・金属ワッシャー・ナットの順で締めます。
ここで、先程2行程前に仮留めしたナットを本締めしていきます。
締め具合でフットブレーキ調整も兼ねているので、ナットの調整 → 後輪タイヤを回す → フットブレーキを押す → ナットも調整……と納得する位置まで締めて下さい。
最後にエアをパンパンに充填して終了です。
はい、完成!
ヒィーー今回写真撮影と編集多くて大変疲れました。
普段ならチューブ交換で30分位なのですが、結局撮影その他で90分位掛かりました。
でもこれはこれでビールが美味しく飲めるというものです。
本来なら人任せで済ませていたことを、自分でやり遂げたという達成感。
うん、最高ですね!
最後に、エアの入り具合、フットブレーキの調整(ここ重要)、ハンドリングの確認を込めて必ず近所で試乗しておきましょう。
特にフットブレーキの調整は試乗しながらが一番上手くいきます。
今回は作業手順も多く、写真多めの記事でしたが、如何でしたでしょうか?
この記事をきっかけに、ご自身でチューブ交換してみようっていう方がおられたら大変嬉しゅうございます。
次回はパンク編最終章、自転車のゴムパッチのやり方をご説明します。
今回のチューブ交換に比べたら難易度かなり下がります。
あと、チューブ交換も原付カブと自転車で比較したら、自転車はめちゃくちゃ楽です。
なんてったって、タイヤのビードがペニャペニャですので。
それでは、最後に必要工具・材料のご紹介をさせて頂きます。
今回使用した工具・材料
タイヤレバー3本
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この手のタイヤレバーは、Amazonでは海外製が主流です。
ワタクシ実際に何度も使用しておりますが、使っていて不満はありません。
テコの原理で結構負荷が掛かった使い方をしておりますが、曲がってしまったりとかもなく役目を果たしてきれます。
強いて言うなら、もうちょっとデザインカッコ良かったらなぁっていうくらいです。
メガネレンチ(12mm,14mm,19mm)
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こちらも値段はピンキリな工具です。
一本一本買うのも良いですが、高儀製でとてもお手頃なセット品がありました。
10mm,12mm,14mm,19mm(あと他にも)が入っています。
今回使用サイズを全て網羅しております。
高儀はいわゆる中国製ですが、よくわかんない中国製の怪しいソレとは違い、多くのホームセンターで取り扱いがあるブランドです。
ホームセンターでは「アースマン」っていう名前で工具コーナーに広いスペース陣取っておりますよ。
ワタクシも高儀の変速ディスクグラインダーを最近買ったので、また別途使用感レビューする予定です。
新品タイヤチューブ
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チューブについては、車種や前輪後輪などによって当然サイズが違うので、よく確認してからポチる必要があります。
ワタクシ朝9時にポチッとしたら、夕方5時に着きました。
早すぎる。ポチるの予測されていたのか!?
虫ゴムドライバー
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断言します。こちらは必需品なので絶対買いましょう。
各メーカーから出ておりますが性能の差はありません。
但し、持っていないとタイヤ・チューブの補修や交換が出来ない要(かなめ)の商品です。
役割は、米式バルブの虫ゴム取り出し・チューブの空気抜き。
あまりに地味すぎる役割ですが、虫ゴムドライバー無しのチューブ交換は、二日酔いで筆記具忘れて国家資格試験に挑む中年くらい無謀です。
安い商品なので予め用意しておきましょう。
尚、自転車のバルブは英式なので指で虫ゴム取り出し・空気抜きができるので不要です。
虫ゴム(米式)
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こちらは原付用の虫ゴムです。米式。
空気入れ(英式・米式両方対応)
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こちらの空気入れは先っちょのアダプタを抜き差しすることで、英式バルブ・米式バルブついでに仏式バルブに対応しております。
つまり、自転車・バイクの両方の空気入れができる!という事。
仏式のロードレーサー自転車も入れれるとか。
仏式は今まで縁がないのでコメントができませんが、どうせ空気入れを購入予定なら、このようなマルチ空気入れがおすすめです。
あと、今までノーマークでしたが、浮き輪の空気入れアダプタも付属しているようです。あ、うん。
はい、使用製品のご紹介はここまです。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
ワタクシなりの偏見もかなり入ってしまっておりますが、ご参考になればと嬉しいです。
それでは、また他の記事でお会いしましょう!
※次回記事、作成しました。パンク編いよいよ最終章です。